緒言
今回は、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(4661)の2026年3月期 第1四半期決算を読み解きます。
昨年オープンしたファンタジースプリングスエリアがが業績にどう影響しているのか注目です!
オリエンタルランドの基本情報

連結業績概要
増収増益の好決算。 ディズニーリゾートの入場者数はほぼ同等、物販・ホテル事業の伸長が寄与。
ディズニー・プレミアアクセスやバケーションパッケージが増加し、コスト上昇分を相殺したようです。
項目 | 数値(億円) | 前年同期比 |
売上高 | 1,637 | +10.3% |
営業利益 | 387 | +16.3% |
経常利益 | 392 | +15.2% |
四半期純利益 (親会社株主帰属) | 275 | +12.4% |
セグメント別評価
●テーマパーク事業
- 売上収益:1,312億円(+8.1%)
- 事業利益:292億円(+3.9%)
パーク来場者数は順調に回復。チケット単価も維持。
●ホテル事業
- 売上収益:285億円(+25.1%)
- 事業利益:91億円(+112.2%)
客室稼働率は前年と同程度(94%)、ファンタジースプリングスホテルの稼働が貢献。
客単価は1万円増加です。うーむすごい。
評価まとめ
コスト増を上回る収益成長。ブランドと来場者回復が牽引。
今期も成長は継続中。ダッフィーの周年イベントや新開発も控えており、上振れ要素もありそうです。

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