緒言
こんにちは、投資を始めて数年のtickyと申します。
数年間やってみて、いろんな情報を見て判断してきたつもりでしたが、たくさん失敗してきました。
今後は「成長できる企業」にもっと投資していこうと思い、まずは決算書をもっとしっかり読んで勉強することにしました。
すべての企業をチェックするのは無理なので、持ち株や「株探」などで話題になった銘柄を中心に少しずつチャレンジしていこうと思います。
今回は、2024年12月にゲームアプリの「Pokémon Trading Card Game Pocket」(以下、ポケポケ)の売り上げがニュースになっていたDeNA(2432)を取り上げてみたいと思います。
もしよければご覧ください。
DeNAの概要
DeNAは1999年に設立された企業で、モバゲーをはじめとしたゲームアプリや、昨年日本一になった横浜DeNAベイスターズなどのスポーツ事業を中心とした企業です。
公式サイトに記載されている事業内容は以下の通りです。
- ゲーム
- ライブコミュニティ
- スポーツ・まちづくり
- ヘルスケア・メディカル
- オートモーティブ
- Eコマース
各セグメントの事業売り上げ割合は以下の通りです。ゲームが40%近いですね。最近はスポーツ事業も好調のようです。

決算短信のまとめ
2025年2月7日に「2025年3月期 第3四半期決算短信」が発表されました。詳細は下記リンクからご覧ください。

決算短信 | 株式会社ディー・エヌ・エー | DeNA
DeNAのIR・投資家情報をご紹介しています。
ポケポケの売り上げはどうでしょうか?
1. 売上成長率(+12.1%) → 成長傾向
- 売上収益:1,167億円(前年同期比+12.1%)
- ゲーム事業(+29.4%)
- スポーツ事業(+11.8%)
- ライブストリーミング(-5.1%)
- ヘルスケア・メディカル(-2.2%)
2. 利益成長率 → 大幅な黒字転換
- 営業利益:209.79億円(前年同期は-276.26億円の赤字)
特にゲーム事業の利益が前年比+8,126.8%!ポケポケすごいですね
3. 事業セグメント別の成長評価
○プラス
- ゲーム事業
- ポケポケの好調が影響で急成長
- スポーツ事業
- 横浜DeNAベイスターズの観客動員が球団史上最多
✕マイナス
- ライブストリーミング事業
- 「Pococha」のマーケティング費用削減による影響
- ヘルスケア・メディカル事業が不振
- 国が定める「データヘルス計画」の策定年度が一区切り(~2023)したため需要減少
4. キャッシュフローと財務状況
- 営業CF:+142.83億円(前年同期は-96.61億円) → プラ転、資金繰り改善
- 投資CF:-70.98億円(前年同期-88.49億円) → 投資額減少
- 財務CF:-51.71億円(前年同期-39.96億円) → 配当支払い増加
- 現金及び現金同等物:736.77億円(前年同期比+22.8億円)→現金保有高増加、財務的に安定
決算短信の評価
下記のような企業の成長性という観点から見てみたいと思います。

やっぱりポケポケの今後の売り上げがキーになってきそうです。
下記のように関内駅前の旧市庁舎跡でのライブビューイングなど、スポーツ事業も安定して発展させようとしているので、ゲーム以外でも発展した企業になることに期待です。
個人的には買い継続で見ていきたいと思います!

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