1.イスラエルの攻撃で株価が落っこちた!
いやー、株価落っこちましたね(2024/4/19)
わたしの持ち株もけっこう下がってしまいました。。。
いろんな原因はあると思いますが、ひとつのきっかけになったのは「イスラエルとイランの報復合戦に対する不安」だと思います。おおまかな一連のイベントは下記のとおりです。
日時 | イベント | 直後の日経平均(前日比) |
2024/4/01 | イスラエルがシリア国内のイラン大使館を空爆 | 39803(-387) |
2024/4/14 | イランが報復措置としてイスラエル領内にドローン攻撃 | 39232(-290) |
2024/4/19 | イラン領内で爆発→イマココ | 37068(-1011) |
ニュースでは株価下落の原因は政情不安のため、と言っていましたが
初心者には直接的なつながりがわかりづらかったので、もうちょっと相関を考えてみることにしました。
2.石油の通り道、ホルムズ海峡がピンチになる
イランの近くには「ホルムズ海峡」という場所があります。イランのすぐそばですね。
日本の原油輸入の9割以上はこの海峡を通っています。つまり、ここが通れなくなると石油の供給が滞ります。
イランは一連のイベントを受けてホルムズ海峡の封鎖を示唆しており、その結果原油供給が不安定になる可能性があります。
参照:NewsWeek日本版(2024年4月10日) https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/04/uae-12.php
3.原油価格が上がるとインフレに
日本やアメリカのような原油輸入国(輸出<輸入)は、原油価格が製造コストに直撃します。
すると、製品価格が上がるので、物価上昇つまりインフレになります。
4.インフレ見込みだと株価が下がる
ここ最近の日米の株価上昇は「そろそろインフレが収まるから利下げになるぞ」という前提がありました。
これが逆に「インフレが続くかも」となってしまい、前提となるシナリオが崩れてしまいました。
結果として、期待値で上がってた株価が下がってしまいました。
5.まとめ
ここまで、自分なりに中東情勢と株価の影響をまとめてみました。
うーん、「風が吹けば桶屋が儲かる」みたいに世界のニュースってこうやって巡り巡って株価に影響するんですね。。。
株の格言に「遠くの戦争は買い」なんてのもありましたが、グローバル経済では少なからず影響がありますね。
なんとか世界が平和になってくれないかなあ
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