緒言
こんにちは、投資を始めて数年のtickyと申します。
数年間やってみて、いろんな情報を見て判断してきたつもりでしたが、たくさん失敗してきました。
今後は「成長できる企業」にもっと投資していこうと思い、まずは決算書をもっとしっかり読んで勉強することにしました。
すべての企業をチェックするのは無理なので、持ち株や「株探」などで話題になった銘柄を中心に少しずつチャレンジしていこうと思います。
今回は、直近の決算発表後に大幅下落したNTT（9432）を取り上げてみたいと思います。
もしよければご覧ください。
NTTの概要
NTTは1985年に設立された企業で、ドコモをはじめとした通信事業が中心の企業です。
公式サイトに記載されている事業内容は以下の通りです。
- 総合ICT事業（携帯電話、通信技術）
- 地域通信事業（固定電話、地域DX推進）
- グローバル・ソリューション事業（データセンター）
各セグメントの事業売り上げ割合は以下の通りです。
決算短信のまとめ
2025年2月7日に「2025年３月期 第３四半期決算短信」が発表されました。詳細は下記リンクからご覧ください。
各セグメントや支出の詳細が見当たらなかったため、情報量が少なくなります。申し訳ないです。
1. 売上成長率（+3.4%） → 成長傾向
- 売上収益：10兆497億円（前年同期比 +3.4%）
- 総合ICT事業：+484億円（+1.1%）
- 地域通信事業：-267億円（-1.2%）
- グローバル・ソリューション事業：+2,316億円（+7.3%）
- その他：+784億円（+7.0%）
2. 利益成長率 →営業利益・純利益ともに減少
- 営業利益:1兆3,992億円（前年同期比 -5.9%）
- 当期純利益:8,507億円（前年同期比 -15.9%）
セグメントの詳細がわからないのですが、エクセルのシートを見る限り総合ICT事業や地域通信事業でのコスト増（経費増、固定電話事業の収益低下）が影響しているようです。
3. 事業セグメント別の成長評価
セグメントの詳細がわからなかったため、現在は未記載です。詳細がわかったら追記します。
4. キャッシュフローと財務状況
- 営業CF：1兆785億円（前年同期は1兆4,325億円） → 四半期利益減＆営業債務増。法人税減で若干緩和
- 投資CF：-1兆4,644億円（前年同期-1兆6,282億円） → 資産売却による資金回収
- 財務CF：5,841億円（前年同期3,271億円） →借入金の増加
- 現金及び現金同等物：1兆1,981億円（前年同期比+2,531億円）→現金保有高増加、財務的に安定
決算短信の評価
下記のような企業の成長性という観点から見てみたいと思います。
株価の低下は国内市場が低迷している状況での宣伝コスト増加が重たいと判断されたのかもしれません。借入金の増加も気になります（将来の返済額が圧迫？）。
プロの人たちはこれらを秒で判断して売っているわけですよね。すごいです。
IOWNなど新しい技術も出てきそうなので、先行投資が重たいですががんばってほしいです！
個人的にはウォッチ継続でいきたいと思います！
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