【個別株ニュース】積水ハウス（1928）の分譲マンション、引き渡し1カ月前に解体決定

ニュースの概要

2024年6月4日、積水ハウスは東京都国立市の新築分譲マンションについて、国立市まちづくり条例に基づく計画中止の届け出を行った。そのため、引き渡しの目前で解体することとなりました。

理由については「構造に問題はなく、法令違反もないが、景観など周辺環境への影響の検討が不十分だった」という報道がされています。

ちょっと急すぎるので、なにか裏があるのでは？と勘ぐってしまいますね。

物件名は「グランドメゾン国立富士見通り」。地図上の位置は下記です。一橋大学のすぐそばですね。

最寄り駅はJR中央線の国立駅徒歩10分で、10階建て18戸の建築物です。

公式サイトはすでに消えていますが、口コミサイトによると間取は2LDK～3LDKで価格は7300～7700万円のようです。

まず、購入される予定だった費用が 18戸 ✕ 平均7500万円 = 13億5000万円。

解体費用はざっくり5000万円～１億ぐらい。

手付金の返却もあるので15億円ぐらいの損失でしょうか。

2024年6月10日現在、3555円で前日比-80円と急落しています。

せっかく直近の決算がよかっただけに気になるところです。